診断機器

最近、放射線機器をすべてデジタル化しました。
昔のアナログフィルムの時代から比べるとハイテク化しました。
何よりも、現像液の不快な臭いがないのが快適です。
廃液処理にともなう環境負荷がないのも「やさしさ」です。
高精度な診断が可能です。その場で画像を診断できます。
当日に診断結果を伝えることができます。

胃の検査(胃透視)や大腸の検査(注腸検査)は予約が必要です。
午後2時と午後3時の枠があります。胃透視では朝食を食べれます。
詳しくはお問い合わせを


透視の機械のコントローラー。右側のサーバーに診断画像が瞬間に表示されます。





透視台の写真です。中央のホルダーにはCRも入ります。





超音波診断装置です。カラードップラー機です。プローブは表在用、コンベックス、セクターがあり、腹部、心臓、甲状腺、乳腺、頸動脈など多彩な対象を検査できます


CRリーダー
レントゲンでフイルム代わりにCRというディスクを使用しますが、このCRから画像を読み取るのがCRリーダーです。隣のフィルムプリンターで出力します。
プリンターも病院規格のものを使っているので、画質も良好です。




内視鏡設備の写真
胃カメラと大腸ファイバー

内視鏡は大腸と胃があります。ともにハニカムCCD採用の高画質規格です。もちろん、胃用は「鼻から胃カメラ」の細経スコープです。大腸用も11ミリの細経ファイバースコープです。単純化して言えば、太くて硬いファイバースコープの方が術者にとってコントロールがしやすくて、操作がしやすいので頻用されています。しかし、逆に言えば、硬い「棒」で強引に入っていくわけですので、検査を受ける患者にとっては苦痛があります。細いファイバースコープは術者にとって手応えが少なく、ちょっと頼りなく、先端をコントロールするのは大変です。その代わり、患者にとって苦痛がはるかに少なくなります。無理な操作はききません。モニターが2台あるのは、患者用と術者用です。検査中は患者も自分の検査内容を直視できます。検査終了後はすぐにモニター上に画像が表示されるので、その場で説明を受けることができます。内視鏡写真のデジタルファイルが必要でしたらUSBメモリーをご持参ください。ファイルを「記念撮影」として差し上げます。




内視鏡洗浄機
当院では(国産ロケットなどハイテク機器で有名な)IHI製のオゾン洗浄・滅菌装置を使用しています。機種の選定にあたり、環境への負荷、滅菌性能を重視したのは当然として、洗浄1回ごとに、消毒液が入れ替わる点を評価しました。IHI製以外の内視鏡洗浄機は消毒剤を何回も使い回しします。某有名トップブランドメーカーの内視鏡洗浄機は2週間同じ消毒剤を何回も繰り返し使用します。例え消毒剤とはいえ、何十回も使い回しされた消毒液は、どうかと考えたからです。適切な例えではないかもしれませんが、「滅菌消毒されたウンチ」は「腐敗したカレー」より食べれるとと言われているみたいな感じがして、どうもという気がします。口の中に入れるモノですので、臭いや清潔さといった感覚的な条件も重視しました。






洗浄中の内視鏡;オゾン水を使用して内視鏡のチャンネルも含めて消毒・洗浄されている様子。





HbA1c測定器(糖尿病の検査)
糖尿病の管理にはHbA1cを測定することが重要です。
これは過去1ヶ月の血糖値の平均を反映する検査であるので、ほんとうに養生ができているか、血糖のコントロールがよいかは、この数値をみなければ判定できません。今までは外注検査していたので結果が判明するまでに半日ほど必要でしたが、今回、この機器を導入したことにより、即座に測定できるようになりました。
わずか6分で結果が出ます






高感度のインフルエンザ検査機器

フイルムの増感技術を応用した検査機器を購入しました。市販されている中では最高感度と言われています。
一般的な簡易検査との比較では、熱発後6時間以内の検査で有意差があると言われています。



インフルエンザ以外でもRSウイルス感染、、マイコプラズマ感染の診断でも威力を発揮します。
15分で感染の有無を判定します。